ひばり日記

日々の備忘録。何事もエンジョイ勢

配達症候群。あるいは国道上の怪物

キャッチャー「(´・ω・`)やんのかやんのか?(対消滅アタック」

 

 

配達人はじめました

小島監督コンマイ離脱から苦節ウン年、ついに発売されたデス・ストランディングを買いました。

 

ゲーム内容を一言にまとめると悪霊とか強盗の出るUbereatsなんですが孤独な配達を快適かつ楽しくするのがゆるやかなソーシャルことソーシャル・ストランド・システム。フィールド上に何処かの誰かが設置した看板、橋などの施設が表示されて利用できたり自分が設置した施設も何処かの誰かが利用できる全員が得をする画期的なシステムです。

 

公共事業も楽じゃない

そんなソーシャル・ストランド・システムの最大規模なやつがプレイヤー同士で協力して素材を集めて敷設する国道。大量の資材を投入する事で荒野になったアメリカの大地にもう一度道を通す一大公共事業な訳ですよ。

整備された道路を通るのはとても快適かつ安全で画面に「あなたが復旧した国道を誰が使った!」「いいね!を貰った」と通知も鳴るので復旧した時の達成感はイチオシ。ただまぁ簡単には復旧させてくれません。荒れ果てたアメリカにはそうゴロゴロと資材が転がっているはずもないので。

 

ところで本作には配達症候群という疾患に陥った人々がミュール(敵モブ)として何人も登場します。

この人達は元々配送事業者だったんですがいつの間にか手段と目的が入れ替わって荷物そのものに執着して周囲を通る人から荷物や資材を掠奪して溜め込んでるんですね。作中のメールや資料でも「元々は善意の人だった」と評されてる可哀想な人たちです。

ただ彼ら自分たちの拠点に荷物はともかく資材を溜め込んでるしなんなら運ぶ用のトラックまで置いてあるんですよね。

Q:拠点に資材を溜め込むミュールと資材をかき集めて国道を通し快適にプレイしつついいね!が欲しいプレイヤーがかち合うとどうなるか。

A:こうなる

献身的なミュールの尊い犠牲でアメリカは再び繋がったのでした。

                                                                                                       ~fin~

こうして人は怪物になる

うちは国道通すためにミュールの拠点を襲って「ヒャッハー!!!!金属だあああああ!!!!国道だあああああ!!!!」ってやってたんですけどこれ傍目から見ると完全にミュールとやってる事が同じ、あるいは通りすがりを襲うのではなく拠点を襲うあたりもっと質が悪い何かだよね。という事に気づきました。でも今日もまたミュールの基地を襲います。だっていいねアメリカの為だから。人間って怖いですね。